おしらせ

オフィスでの木材活用が街と森を豊かにする! 東京の森toOFFICE (森とオフィス) セミナー開催のお知らせ

本当に豊かな社会とは、森と都市部に循環が生まれる社会ではないか? そんな仮説を基に、東京・森と市庭は奥多摩を拠点として、 山林部で生まれた木材をさまざまな形で都心へ提供しています。 そして徐々に共鳴いただきつつあるのがオフィスでの無垢の木材活用です。 本セミナーでは、建築士やデザイナーの方向けに、東京の土地の約4割を占める 森の現状や林業・木材業界のしくみについての紹介と、そこで育まれたスギや ヒノキのオフィスで活用について、ヒントやアイディアの種を共有します。 セミナー講師は「株式会社トビムシ」の代表でもある東京・森と市庭 代表取締役の竹本吉輝、 および同社取締役生産管理担当の西原啓史です。 また特別ゲストとして、7月より奥多摩のサテライト工房にて家具制作に取り組む 「木工房ようび」(岡山県西粟倉村)代表の大島正幸氏をお招きし、 それまでタブーと言われていたヒノキ家具づくりへの挑戦の軌跡や、 材から生み出されるデザインについてお話いただきます。 セミナー終了後は、参加者同士の親睦会と同時に、東京・森と市庭による 「木活用のための個別相談会」を開催しますので、具体的な建築案件に ついてもその場でご相談いただけます。また、木工房ようびの家具を多数展示します。 今回の会場はHouzz Japan の本社オフィス。Houzz は住環境を改善するための あらゆる情報を発信するなかで、快適なワークスペース空間を作るためのヒントも 多く発見することができる話題のウェブプラットフォームです。 会場では木工房ようびの家具も多数展示いたします。 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。  

■開催概要

【名称】  東京の森toOFFICE (森とオフィス) セミナー 【会場】  Houzz Japan オフィス (渋谷駅より徒歩5 分) ※詳しい会場へのアクセスはお申込みをいただいた方にご案内いたします。 【日時】  2015年7月2日(木) 18:30- (21:30ごろ終了予定) 【参加費】 500円 (お飲み物付) 【定員】  40名 【主催】  株式会社 東京・森と市庭木工房ようび 【会場協力】 Houzz Japan  

■お申込み

info@mori2ichiba.tokyo.jp 宛に、下記の要領でお申し込みください。折り返し、会場住所などを含む詳しいご案内を差し上げます。

件名: 7月2日セミナー申込 本文: ①ご氏名 ②ご職業・会社名 ③メールアドレス ④連絡先電話番号 ⑤同伴者 有/無 ⑥同伴者名 ⑦合計人数

 

■プログラム内容

第1部:「東京の西、森から都心を考える」 講師: 竹本吉輝 (株式会社 東京・森と市庭 代表取締役) 東京の面積の約4割を占める森林。かつては当たり前にあった森での営みが今では失われつつあり、それと同期するように都市空間で荒廃が広がっている。都心空間でのほんの少しの工夫が、東京の森を豊かにし、日々の我々の生活や心も豊かにできる。 第2部:「東京の森事情と木デザインのヒント」 講師: 西原啓史 (株式会社 東京・森と市庭 取締役 生産管理担当) 板材や角材からのデザインではなく、立木からデザインを考える。立木から最終木製品になる過程で一般に知られている「制約」や「慣例」は何か?それらを再編集して画期的なアイディアに結びつける方法はないか?ヒントとなる東京の森事情を分かりやすく説明。 第3部:「森とつながる家具 ~ ヒノキ家具のデザイン」 ゲスト講師: 大島正幸 (木工房ようび 代表取締役) ヒノキという日本素材と、西洋で生まれた家具技術のミスマッチを解消するため、独自の木組み技術を長い研究の末に開発。山とつながる物作りを目指して岡山県西粟倉村に移り住み、ヒノキを中心に無垢の木を刻みながら暮らしの道具を作り続ける。そこに至った想いとは。そして今、各方面からの受賞や海外からの引き合いも続く中、東京の森をテーマに家具作りを開始する。 第4部:親睦会および個別相談会 東京・森と市庭担当者: 阿部、村上、金井  

■講師の紹介

大島正幸 (オオシマ マサユキ) 木工房 ようび 代表取締役 1980年栃木県出身。2002年、金沢工業大学建築学部卒業。木組み家具製作の工房に、無給で2年間の徒弟制度に入る。2004年、木組みの 技術を学ぶ飛騨高山の家具メーカーに就職し、家具製作・家具設計に約4年半携わる。山と暮らしをつなげる物作りを目指して、拠点を岡山県西粟倉村という人 口1600人、村の95%が森林という、林業で過去栄えた小さな田舎に移り住み、日々、無垢の木を刻みながら暮らしの道具を作り続ける。2010年7月 「大工家具」(設計: 木工房ようび) を納めたオフィスにて、日経オフィス特別賞を受賞。2011年2月「NIPPON MONO ICHI 第6回」株式会社サカモトとのコラボ商品「ちゃぶだい」で準グランプリ受賞。2013年8月「福武文化奨励賞」受賞。 竹本吉輝 (タケモト ヨシテル) 株式会社 東京・森と市庭 代表取締役 1971年神奈川県生まれ。横浜国立大学国際経済法学研究科修了。外資系会計事務所、環境コンサルティング会社の設立経営などを経て、2009年、株式会社トビムシ設立。10年、ワリバシカンパニー株式会社の設立に参画。13年、株式会社 東京・森と市庭を設立、代表取締役就任。専門は環境法。国内環境政策立案に多数関与。同時に、財務会計・金融の知見を加味した環境ビジネスの実際的、多面的展開にも実績多数。立法(マクロ政策)と起業(ミクロ市場)で双方の現場を知る。 西原啓史 (ニシハラ ケイシ) 株式会社 東京・森と市庭 取締役 京都大学農学部森林科学科、同大学院情報学研究科修了後、アミタ(株)に入社、2009年より(株)トビムシ森林施業・情報システム担当(現職)。大学院在学時よりアミタ持続可能経済研究所にて農林水産業のリサーチ業務に従事。アミタ入社後は、廃棄物管理業務アウトソーシング事業の企画・事業化(民間企業)や森林・林業の経済性・環境性調査(地方自治体)、木質ペレット利用促進可能性調査(地方自治体)、高性能林業機械の導入を含む施業効率化支援、森林組合・自治体と連携した施業集約化座談会の開催支援(地方自治体)、未利用製材端材の高度利用事業化(民間企業)などに従事。   ■お問合わせ 株式会社 東京・森と市庭 担当:金井 〒185-0034 東京都国分寺市光町2-1-25 TEL:      042-843-0130 E-mail:  info@mori2ichiba.tokyo.jp
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